宇碩電子、SGS による ISO 26262:2018 認証を正式取得

ASUSグループの一員である UniMax Electronics は本日、国際自動車機能安全規格 ISO 26262:2018 のプロセス認証を正式に取得したことを発表しました。
認証範囲は、機能安全マネジメント(Part 2)、システム・ハードウェア・ソフトウェア開発(Part 4~6)、生産・運用(Part 7)、支援プロセス(Part 8)、および安全分析(Part 9)にわたり、UniMax Electronics が包括的かつ完全な安全要件に対応できる技術力を有していることを示しています。

ISO 26262 は、自動車の電気電子システム向けに策定された機能安全規格です。コンセプト段階からシステム設計、統合、検証、量産に至るまでの完全な安全ライフサイクルを定義し、潜在的リスクの重大度に応じて ASIL(Automotive Safety Integrity Level、A~D)を区分し、厳格な要求事項を定めています。
今回の認証取得により、UniMax Electronics の機能安全開発プロセスおよびリスク管理能力が世界最高水準に達していることが証明され、研究開発の初期段階から国際的な自動車メーカーの最も厳格な安全基準を満たすことが保証されます。現在、UniMax の車載エレクトロニクス製品は、トヨタ、日産、ヒュンダイなどの世界的に著名な自動車メーカーに採用・信頼されています。

ISO 26262:2018 プロセス認証の取得は、UniMax Electronics にとって車載エレクトロニクス分野における重要なマイルストーンであると同時に、機能安全技術におけるリーダーシップをさらに強固なものとします。この成果は、ASIL-A から ASIL-D までの安全プロジェクトを受託するための強固な基盤を築くとともに、今後も世界の自動車メーカーとの協力を深め、将来の自動車市場における安全な発展を共にリードしていくことにつながります。


UniMax_iso26262